資産形成 公開日時 : 2023.02.19 更新日時 : 2023.07.26

個人向け国債の仕組みとは?
国債の買い方やメリット・デメリットについて

個人向け国債の仕組み 国債の買い方 メリットデメリットも紹介

初めての資産運用教科書のステマ規制への対応に関しまして

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資産運用を検討する際に「国債」という言葉をよく耳にする機会があると思います。

しかし「国債の仕組みがよくわからない」「国債の種類や購入方法を知りたい」など、いろいろとわからない部分がある方も多いのではないでしょうか。

国債を購入するということは、投資である以上、リスクも存在します。そこで今回は、個人向け国債の仕組み国債の買い方などについて解説します。

この記事を読むことによって、個人向け国債の仕組みを理解できる、国債の買い方を知ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそも国債とは?

そもそも国債とは?

国債とは、国が発行している債券を指します。

日本国政府が発行しているもので、正式名称は「国庫債券」と言い、債券の一種となります。債券は、資金調達を目的とした有価証券です。

債券の最低申込単位である額面金額が設定され、償還日も決まっています。償還日に発行元が破綻していなければ、額面金額が戻ってきます。

国債の用途

日本国で発行される国債の用途は、教育や福祉、医療、道路や橋梁、ダムの建設などの公共事業に充てられます。

つまり、投資家は国にお金を貸していることになり、国は財政の不足分を国債を発行して補っているということです。

国債は、かつて券面(国債証券)を発行していましたが、2003年から振替決済制度によりペーパーレス化が実現し、券面は発行されなくなっています

個人向け国債とは

個人向け国債とは

個人向け国債は、国が発行する国債を個人でも購入できるようにした債券のことで、利付型国債の一種です。

個人でも購入できる国債は、個人向け国債(固定金利型)、個人向け国債(変動金利型)、新窓販国債があります。2012年(平成24年)12月までは、復興応援国債が発行されていました。

・個人向け国債(固定金利型)

固定金利型は「固定5年」「固定3年」の2種類があります。

固定5年は、発行時の適用利率が5年間変わらない個人向け国債です。5年間、同じ利率が適用されるため、投資計画を立てやすいのが特徴となります。

個人向け国債は最低1万円から1万円単位で購入することが可能です。金利には、年利0.05%の下限が定められているため、元本割れすることはありません。

固定3年は、発行時の適用利率が3年間変わらない個人向け国債です。満期までの期間が最も短いのが特徴となっています。

・個人向け国債(変動金利型)

適用金利が半年ごとに見直されるタイプの「変動10年」満期の個人向け国債です。満期までの期間が最も長く、半年ごとに適用利率が変動するのが特徴となっています。

実勢金利に応じて適用金利が変動するため、受取利子の金額も変わります。そのため、金利が上がれば受け取れる利息も増え、金利が下がれば受け取れる利息は減るのです。

金利の下限は、0.05%(税引前)の最低金利保証が設定されているので、元本割れすることはありません。

・新窓販国債

新窓販国債は、個人向け国債以外で個人が購入できる国債です。

正式名称は「新型窓口販売方式国債」で2007年(平成19年)10月に開始された新しい窓口販売方式による国債を指します。

従来型の窓口販売方式には、民間金融機関の窓口販売方式と郵便局の窓口販売方式がありました。

郵便局の窓口販売方式は財務省が指定する価格によって募集を行い、募集残額が出た場合は日本郵政公社が引き受ける、いわゆる委託販売方式となっていました。

しかし、2007年(平成19年)10月に開始された新窓販国債では、郵便局の募集取扱方式から募集残額を引受ける仕組みを無くし、郵便局以外の民間金融機関にも拡大しています。

新窓販国債の満期は、10年・5年・2年の固定金利型で金利は変更されません。発行は毎月で5万円単位で購入することが可能です。

そのため、毎月定期的に購入したい方や短期で運用したい方に適している国債といえるでしょう。売却したいときは、いつでも市場での売却が可能です。

一方、新窓販国債には個人向け国債と異なり、金利の下限がありません。

個人向け国債の買い方

個人向け国債の買い方

ここでは、個人向け国債の買い方について解説します。

・国債を購入する金融機関を選ぶ

個人向け国債を購入するには、銀行や証券会社などの金融機関、郵便局などで購入することになります。財務省のホームページで一覧を確認することができます。

参考:財務省「全ての取扱金融機関一覧」

https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/main/organization/all/

・口座開設を行う

金融機関や郵便局などで口座開設を行います。口座開設には、運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどの本人確認書類や印鑑などが必要になります。

口座開設には、数日かかる場合があります。

また、金融機関によっては、口座の維持について手数料が発生するケースもあるため注意が必要です。国債の購入時には手数料はかかりません。

全ての個人向け国債は、発行から1年経過すると、原則として中途換金することが可能です。

・国債を購入する

個人向け国債は、都市銀行や地方銀行、信用金庫、信用組合、ゆうちょ銀行、証券会社などの店頭またはWebなどで購入することができます。

個人向け国債のメリット・デメリット

個人向け国債のメリット・デメリット

メリット

・元本償還・利子の支払い保証がある

個人向け国債は、元本償還や利子の支払い保証があるため、リスクが低いことが特徴です。

前述したとおり、年0.05%(税引前)の最低保証金利もあります。

銀行預金でも銀行が破綻した場合には、1つの金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円とその利息が保護されます。

・少額から購入できる

個人向け国債は1万円から購入できます。投資の中でも比較的少額から始めることが可能です。そのため、投資初心者の方でも気軽に始められるでしょう。

・マル優・特別マル優の対象である

マル優(障害者等の少額預金の利子所得等の非課税制度)、特別マル優(障害者等の少額公債の利子の非課税制度)の対象です。

そのため、元本350万円までの利子にかかる税金が非課税となります。

デメリット

・中途換金は1年経過が必要

個人向け国債発行から1年を経過しなければ、中途換金ができません。

しかし、国債を保有している本人が亡くなった場合や災害救助法の適用対象となる大規模自然災害によって被害を受けたケースなどは、1年以内の中途換金が認められます。

・中途換金による利子相当額が差し引かれる

中途換金すると1年分の利子相当額が償還される金額から差し引かれるため、注意が必要です。

まとめ

国債とは、国が発行している債券を指します。正式名称は「国庫債券」です。

日本国で発行される国債の用途は、教育や福祉、医療、道路や橋梁、ダムの建設などの公共事業に充てられます。

個人でも購入できる国債は、個人向け国債(固定金利型)、個人向け国債(変動金利型)、新窓販国債があります。

個人向け国債(固定金利型)は「固定5年」「固定3年」の2種類があり、個人向け国債(変動金利型)は、適用金利が半年ごとに見直されるタイプの「変動10年」満期の個人向け国債です。

新窓販国債は、個人向け国債以外で個人が購入できる国債です。正式名称は「新型窓口販売方式国債」です。個人向け国債のメリットは、元本償還・利子の支払い保証があり、少額から購入できることなどです。デメリットとしては、中途換金には1年経過が条件としてあり、なおかつ1年分の利子相当額が償還される金額から差し引かれるため、注意が必要です。

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