不動産投資

会社員に不動産投資が向いている理由とは?失敗しないための注意点は?

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将来に不安を抱えている人が増えている昨今。SBI生命保険が2019年に実施した「将来の不安に対する意識についてのアンケート調査」では、お金に不安を抱える人が全体の45.7%を占める結果となりました。

そんな中、資産運用に関心を寄せる人が増えています。会社員に向いている投資として、特に人気を集めているのが不動産投資です。本稿では、会社員に不動産投資が向いている理由と、不動産投資に失敗しないための注意点について解説します。

会社員が不動産投資すべき4つの理由

一口に投資といっても、種類は様々です。株式投資、FXなどがよく知られていますが、最近では仮想通貨投資も一般的になりつつあります。投資を始めるにあたって重要となるのが、投資対象です。投資対象を誤ると、会社員の強みを活かすことができず、失敗に終わる可能性が高いのです。
そこで、会社員におすすめなのが不動産投資。その理由は以下の4つです。

1. 不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン

近年、政府は個人に対して資産運用を推奨しています。特に力を入れているのが株式投資です。NISA(少額投資非課税制度)の拡充などに、政府の姿勢がよく表れています。

しかし、株式投資で失敗する会社員は少なくありません。株式投資はハイリスク・ハイリターン、つまり利益も大きければ損失も大きいのが特徴です。個人である会社員が、少ない自己資金で生き残るのは至難の業といえます。同様に、FXや仮想通貨投資も、会社員向けの資産運用とは言い難いです。

その点、不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンの投資といわれます。不動産自体に価値があるため、価格が暴落したり、全く無価値になったりする可能性は極めて低いです(ミドルリスク)。
さらに、入居者さえ確保できれば安定した賃料収入が得られます。賃貸物件を一定期間にわたって運用した後に物件を売却すれば、トータルリターンをプラスにすることはさほど難しくありません(ミドルリターン)。

2. レバレッジを効かせやすい

資産運用で重視すべき要素の一つに「レバレッジ」があります。レバレッジとは、投資資金を借り入れることによって、自己資金より大きな資金を運用し、収益を高めることを意味します。株式投資やFXでも、レバレッジを利用することで自己資金の数倍の取引が可能です。

会社員が不動産投資を行う際にも、銀行からアパートローンを借り入れることによって、レバレッジを効かせることができます。銀行によって営業方針が異なり、アパートローンの審査基準や融資枠も様々です。一般的な目安は、年収の10~30倍とされています。例えば、年収700万円の会社員であれば、7000万円~2億1000万円の融資を受けられる可能性が高いです。

会社員の最大の強みは、安定した給与が得られることです。この給与をきっかけとしてレバレッジを効かせ、効率的な資産運用ができます。

3. ローンの審査に通りやすい

ローンの審査に通りやすいことも、会社員に不動産投資が向いている理由のひとつです。不動産投資を始めるにあたり、不動産を取得するために数千万円、あるいは数億円といった多額の現金が必要となります。

ここでも、会社員という属性が活きてきます。会社員はアパートローンの審査に通りやすいのです。

法人にしろ個人にしろ、銀行は返済能力を重視します。返済能力に問題がなければ、銀行は元金を回収しつつ、利息で儲けることができます。逆に、返済能力に問題があれば融資を受けることはできません。返済能力を左右する最大の要素は、収入の安定性です。会社員の給与所得は安定性が高いため、銀行は貸し倒れリスクが低いと判断し、積極的に融資を検討してくれます。

近年、不動産投資資金を全額融資する「フルローン」や、必要資金以上に融資する「オーバーローン」を受けることは難しくなっています。いわゆる「頭金」として、1~3割程度の自己資金を求められるのが一般的です。会社員は給与所得が安定しているだけに、貯蓄することで無理なく自己資金を確保できます。実際に、日頃から貯蓄することにより、20代・30代で不動産投資を始める会社員が増えています。

4. 忙しい会社員でも安心

会社員は、本業として会社勤めがある中で、副業として不動産投資に取り組みます。このため、不動産投資に多くの時間を割くことができません。本業が忙しい中、不動産の選定・購入、購入後の入居者募集や日常の物件管理に不安を抱く会社員も多いことでしょう。

しかし、これはあまり問題にはなりません。というのも、不動産の管理は委託できるからです。
管理会社に委託することで、不動産投資にかかる手間を大幅に削減できます。もちろん、不動産投資の収益は賃料収入がメインですから、株式投資のように日々の値動きに一喜一憂する必要もありません。
平日の昼間に本業を抱える会社員でも、不動産投資ならば無理なく始めることができます。

会社員が不動産投資を始める際の注意点

不動産投資は会社員に適した投資手法ですが、簡単に利益が得られるわけではありません。会社員が不動産投資で失敗する典型例をいくつか見てみましょう。

  • 立地の悪い不動産に投資したため、空室を埋めることができない(キャッシュフローがマイナスになる)
  • 相場より割高に購入してしまう(利回りの悪い物件を買ってしまう)
  • 周辺環境の変化によってキャッシュフローが悪化し、ローンを返済できなくなる(不動産投資そのものが失敗に終わる)

このような失敗は、主に勉強不足によって起こります。単純に「会社員でも不動産投資なら儲かる」と考えるのは禁物です。自分で判断できるように、事前の勉強が欠かせません。逆に言えば、しっかり勉強した上で不動産投資に取り組めば、収益性を高い物件を購入し、会社員でも十分な成果が期待できます。

まとめ

会社員には不動産投資が向いています。正しく取り組むことで効率的に資産を運用できるため、アーリーリタイアを目指す会社員にもおすすめです。

ただし、不動産投資にもリスクがあるため、ある程度勉強した上で取り組むことが重要です。これから不動産投資に取り組む会社員は、まずは書籍やセミナーを通して基礎知識を身につけるのがよいでしょう。

忙しい会社員におすすめなのがセミナーです。不動産の投資環境は日々変化しており、書籍の情報は既に古くなっている可能性があります。セミナーならば不動産投資の最新情報を知ることができます。

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